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IT用語集

IT・インターネット・ゲーム業界に関する用語をわかりやすく解説しています。

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ヒートマップ

アクセス解析につかわれるヒートマップは、ユーザーがWEBサイト上のどの情報に注目しているか、クリックした箇所はどこか、スクロールが終了した位置はどこか、を色別に識別したものです。
WEBページはTOP画像、テキストコンテンツ、各種メニュー、サイドバナーなどで構成されています。
情報量を多くしつつも、多数のユーザーにとって問題を解決したり悩みに対する情報をわかりやすく使いやすいよう伝えるために、デザイン構成は非常に重要なものです。
ヒートマップを使えばユーザーがより長い時間注目したページの部分を赤、青、緑、黄色などに分け、視覚的にわかりやすく識別された客観的なデータが得られます。
最も重要な点はGoogleアナリティクスなどのツールでは洗い出せないユーザーの関心をひく位置を1ページごとに詳しく見ることができる点です。アクセス解析ツールではCVやページの滞在時間でしか図ることができなかったユーザーの興味関心はこれまでWEB担当者の経験が頼りでしたが、ヒートマップは、上記のように数字や視覚的なものに置き換えることができるため初心者でも直感的にユーザー心理を読み取ることができます。

アクセス解析を数字で読むよりも、ぱっと見でそのデザインの良しあしを客観的に見ることができるため特に多くの人が訪問するようなTOPページには非常に有効な手段と言えます。
また、もちろんすべてのページに設置することも可能です。
アクセス解析要のヒートマップは、ユーザーに特別な装置を装着させて目の動きを読み取る方法と、マウス操作などをJavascriptで調査する方法が主流です。

ヒートマップの色分けは温度を視覚化したサーモグラフィ画像と同様です。
ユーザーがよく閲覧しているような注目コンテンツは赤く表示され、そのあとは興味関心が薄くなる順に黄色、緑、青の順番に表示されるものが多いようです。