リッチテキストエディタは、又の名を「WYSIWYG(ウィジウィグ)エディタ」ともいいます。少し変わった名前ですが、WYSIWYG(ウィジウィグ)の由来は“What You See Is What You Get”から。日本ではSNSが流行する前にブログ記事を書くことが流行となりましたが、HTMLで記述してWebサイトに反映させる方法には知識と経験が必要です。HTMLを使用した記述方法は、Webサイトとして反映される内容と、PCへの実行キーとなるプログラミング言語が混在します。リッチテキストエディタはこれらのHTMLを使うことなくWebサイトに反映させることができるテキストボックスです。多くはテキストを入力する欄の上部にボタンが配置され、文字装飾(文字の太さ、書体、色)、リンクなどを、HTMLの知識・経験なしに簡単に入力できます。このように便利なリッチテキストエディタですが、CSSとHTMLで組み合わされて表現されるWebサイト上ではその記述の相性によって完成度に大きな影響を及ぼします。そのため、リッチテキストエディタは簡単なシステムの仕組みが取り入れられるブログ記事や、予め入力パターンが大幅に制限されたサイトの1部分に適用されることが多く、法人取引のような金銭取引のような大規模システムに適用されることは少ないと言えるでしょう。
