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IT用語集

IT・インターネット・ゲーム業界に関する用語をわかりやすく解説しています。

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ワイヤーハーネス

自動車・航空機・エレベーターなどの工業機械の内部で電気を使って動くものをつなぐつなぐ電線のこと。「ケーブルハーネス」、「ハーネスケーブル」と呼ぶこともある。
その形状は一般的なものとは違い極めて特殊で、大小さまざまな電線を束ねて工業用特殊コネクタで各部位につなぎます。電線部分を覆う皮膜は、ワイヤーハーネスが使用される環境に配慮して、雨、風、紫外線、熱などに耐えられる仕様となっています。自動車用のワイヤーハーネスは今後、自動運転化(CAV=Connected Autonomous Vehicle)によって道路や歩行者を確実に検知するため、車の外装部分に多くのセンサーが使われることが見込まれており、車のIoT化をさらに進ませるための部品として注目されています。ハイブリット車やEV(電気自動車)の比重が増え、車内での発電効率が高まるに従って便利な機能が増えています。それらは車載ソフトウェア(ドアロック制御、GPS、トランスミッション制御ECU、ドライブレコーダーなど)として開発され、自動車のスマートデバイス化が進んでいます。