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IT用語集

IT・インターネット・ゲーム業界に関する用語をわかりやすく解説しています。

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AR

人が五感で知覚する現実環境をコンピュータを利用して、拡張する技術及び拡張された現実環境そのものを指す言葉で、拡張現実と呼ばれます。
拡張された現実情報は情報の付加・削除・強調・減退を含み、まさに時間軸を超えた現実拡張表現が可能となります。
ARの代表的なものにはスマートグラスで現実の風景を見て建物の名称を表示したり、過去に存在した建物を再現表示するものですが、近年まれにみる革新を遂げた技術がiPhoneやiPadを利用したアプリ開発です。
2017年6月に米カルフォルニア州サンノゼで開催されたアップルの年次開発者会議WWDC2017では、「AEKit」と名づけられたフレームワークが発表されました。これはiOS11で「AR(拡張現実)に本格対応したフレームワークで、これまでのTangoによる開発よりも開発者同士の情報拡散とユーザーからの反響の得やすさが勝っており、今後のARを利用した多様なアプリ開発がより期待されます。
現実の風景上に仮想的なコンテンツを重ねることでビジネス上の時間と資源のコスト削減につながり既に多くがビジネスに転用されており、今後はゲームやカメラ撮影など個人利用の域に達しています。