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IT用語集

IT・インターネット・ゲーム業界に関する用語をわかりやすく解説しています。

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ARグラス

「現実世界」に「仮想上のデジタルコンテンツ」を投影することができるマシンの一種です。
カメラ機能でユーザの周囲を撮影しながらマシン本体に取り込み、前もってソフトでつくられた仮想の映像や情報を重ねて表示することができます。
ユーザは現実と仮想が混じり合った世界を体感するため、拡張現実につかわれるグラスは「AR(Augmented Reality)グラス」の他にも「MR(Mixed Reality)グラス」と呼ばれることがあります。

ARグラスには大きく2つのタイプがあります。
1つ目は機能を限定してマシン本体に搭載した眼鏡型のタイプ、2つ目は頭に固定して使用するヘッドマウント型のタイプです。
前者は携帯性に優れ、後者は高機能・性能に優れたハイモデルです。

携帯性に優れた眼鏡型のARグラスは店舗で顧客に貸し出されることが多いようです。
新築マンション内覧会で内装を表示する、街並みに合わせた観光情報を表示する、洋服を購入するとき試着なしで表示する、など顧客の趣味・嗜好・購入にマッチした体験を提供する用途で使われています。

ヘッドマウント型のARグラスは高機能で性能に優れ、幅広のカメラ、センサー、照明、ノイズキャンセルスピーカーなどが搭載されています。カメラには、2つのグレースケールカメラと高解像度RGBカメラが、センサーには熱センサーや周囲光センサー、マイク、3軸加速度計、ジャイロスコープ、およびグローバルマッピング機能などが含まれます。
ヘッドマウント型のARグラスは目を完全に覆う形が多く、360度の視野で拡張現実を楽しむことができます。
眼鏡型のARグラスの使い方をすることはもちろん、さらに現実との違和感も少ないままでより拡張現実を楽しむことができます。