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IT用語集

IT・インターネット・ゲーム業界に関する用語をわかりやすく解説しています。

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EDI

Electronic Data Interchange=電子データ取り交わしの略で、予めEDIで規約に則りやり取りされる可能性の高い文書を用意し(見積書・発注書・納品書・契約書・請求書など)、これらを事務的かつ電子的に取り交わすことによって経理業務や営業業務をより進めやすくするシステムのこと。

企業間でとりかわされるこれらの文書及び出納業務は特に企業間での取引が多い一方で、欠かせないものとなっています。
またこれらの業務は頻度も多く、企業によって支払い方法が異なったりします。
日本ではこれらを標準化する政策がなく、これ以上の業務の効率化は各企業に委ねられてきました。

EDIは企業間の業務を効率化するシステムで、受発注、請求、支払いなど企業間で行われる各種取引情報を標準化し、インターネットを使って処理できるシステムです。
取引を行う企業の双方がEDIを採用すれば、注文書などのビジネス文書作成・送付を省略することができます。
取引スピードが速くなる、人的コストの削減、生産能力の増加することが最大のメリットです。

近年ではこれに加えて銀行の決済システムも加えた「金融EDI」も2018年12月25日から稼働しています。
金融庁によるこの金融EDIは「全銀EDIシステム」と呼ばれています。