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IT用語集

IT・インターネット・ゲーム業界に関する用語をわかりやすく解説しています。

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EVA

Earned Value Analysis(アーンドバリュー分析)の略語で、システム開発時のプロジェクト・マネジメントで用いられる分析方法の一つです。
Earned Valueとは、プロジェクトの開発にかかる費用と必要な期日を、数値を用いて図るための指標です。

EVAを用いると、PM(プロジェクトマネージャ)が開発にかかる費用とスケジュールを作業量を測定しやすくなります。
具体的にはWBSなどを用いてプロジェクト全体を細かい工程に分割し、既に達成された進捗状況と現在進捗中の工程を用いて達成までの期間を予想立てます。
これにより、プロジェクトの達成日と開発にかかる総コストを予測します。
この方法はプロジェクトの達成価値の指標として、一般に広く認知されています。

一般的にアーンドバリューは、BCWP(プロジェクトにおける進捗状況下で達成した金銭的な価値として定義されています。
この予算とコストの測定により、PMはコストに対する現在の進捗状況を計算できます。
また、これまでの進捗状況を元にして未来に渡ってどのくらいのスピード感で開発が進むのかを逆算することもできます。

EVを正確にするには、そのそも堅実で優れたプロジェクト計画に基づいて開発することが前提となります。