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IT用語集

IT・インターネット・ゲーム業界に関する用語をわかりやすく解説しています。

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SysML

2006年OMG(Object Management Group)により仕様が策定された、システムモデリング言語の一つ。
システムの情報、知識、あるいはシステムそのものを表現するために使われる言語で、主に専門知識を持たない人にもわかりやすく書かれています。
代表的なシステムモデル言語であるUML(Unified Modeling Language=統一モデリング言語)に加えてSysMLを書き記すことで、より分かりやすくシステムの要件・機能・構造などを表すことができます。
これらのシステムモデル言語が真価を発揮するのは、特定の分野に突出した専門家同士が技術を結集するときです。
例えば、ハード・ソフト・物理の専門家が集まる航空宇宙分野・エレクトロニクス・IoTの分野です。
それぞれの分野には関連する共通知識もあれば、専門的なものもあります。
場合によってはそれを使うユーザー側に専門知識がない場合も往々にしてあります。
このような場合にも、SysMLを使えばシステムそのものの訴求点や、要件定義、実装済みの機能、ネットワークの状態を書き記すことができます。
このようにして保守運用をしやすくすること、システム開発者やユーザーの知識を共有すること、新しい技術が開発されたときに導入を比較的スムーズにすることを目的として広く使用されているシステムモデリング言語です。