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IT用語集

IT・インターネット・ゲーム業界に関する用語をわかりやすく解説しています。

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User Acceptance Test

UATと略されるこのテストの一種は、納品前の最終段階のシステムをテストすることです。
ビジネス要件を満たしているか、ユーザの満足を得られるかを検証するテストです。
User Acceptance Testと呼ばれる種類のテストは主に2つの目的で行われます。

1)クライアント側が品質を確かめるためのテスト。
開発を請負った会社が開発したシステム(=成果物)を引き渡すときに行われることが多く、このテスト段階を経て全てのデータを引き渡して取引が完了します。
2)開発側がエンドユーザの反応から必要なデータを判断するためテスト。
一般公開されるウェブサービスのプレリリース版や、一部機能改修のベータ版で行われることが多く、ユーザが使い心地を試してその反響を基にシステムの改善を行います。

開発の要件に沿っているか、機能を満たしているか、ユーザの満足を得られるかどうかを試す最終段階のテストはビジネス上で非常に重視される点です。ある一定以上の知識や経験を持った開発者やユーザによってテストされることが望ましい種類のテストといえるでしょう。