IT・インターネット・ゲーム業界の求人・転職サイトは「IT転職ナビ」

IT用語集

IT・インターネット・ゲーム業界に関する用語をわかりやすく解説しています。

  • twitter

WAF

ネットワークやサーバーを守る攻撃手段の代表的なものとしては大きく3つに分けられます。F/W、IPS(IDS)、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)です。
Webサイト上のアプリケーションの脆弱性を利用した不正アクセスからWebサイトを保護するのに特化したファイアウォールです。主に、ネット銀行やショッピングサイトのようにユーザーの入力を受け付けたり、指示に従って動きのあるページを生成したりするタイプのWebサイトを不正アクセスから守る役割を果たします。

攻撃を検出すると通信を遮断しログとして記録するとともに、警告メッセージを返したりする機能もあり、事前対策並びに実際に攻撃があった際には被害を最小限に抑えることが目的です。

WAFの導入を進めることで、常に進化し続けるWebアプリケーション上でのセキュリティ攻撃を受けた際に自動的に攻撃を検出し通信を遮断、パスワードなどの流出を防いだり法人で導入した際にはメール内に巧妙に添付されたフィッシングサイト上でのセキュリティ事故を防ぐことができる。

また、WAFの提供形態はオンプレス、アプライアンスクラウド、パッケージなど様々な形態で提供されており求める機能によって使い分けるのが容易なのもユーザー視点からは優位な点です。