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IT用語集

IT・インターネット・ゲーム業界に関する用語をわかりやすく解説しています。

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WBS

WBSとは、ワーク・ブレイクダウン・ストラクチャーの略、ITエンジニアが全体のプロジェクトに係る工数を細かく算定するための表のことです。
ブレイクダウンとは英語で「詳細に分ける」こと。ストラクチャーとは「階層」を表しています。

主にExcelで管理されることが多いこのWBSは、プロジェクト案件の中のフェーズ、目的、機能、タスク、担当者の割り当て図式化されてわかりやすく表されています。
また、WBSにつけ加えて右端に「ガントチャート」と呼ばれるスケジュールが入ることが多く、いつまでにどの機能を作成するべきかが一目でわかるようになっています。
本来はWBSとガントチャートは分けて呼ぶのが正確ですが、あまりに並べて記述する例が非常に多いため、WBSだけで(WBS+ガントチャート)を表すことがあります。

開発に必要な工数、時間、人員を確保するための費用と期間を算出するために非常に重要なもので。
大規模案件になればなるほど係る人員や組織の数が増すため、1機能における開発重複・開発漏れを防ぐ目的で作成されます。