こんにちは、IT転職ナビ編集部です。
「エンジニア」という職業に興味はあるけど、いまいちピンと来ない……。
ITエンジニアってなに?未経験ってどこまでが未経験なの!?
不安と疑問がぐるぐる回る!一歩も動けない……パタリ。
今回は、そんなあなたに贈る疑問解消コラムです。
IT業界はいま、絶賛人手不足。
そのため、業界未経験でも「人格重視の採用」や「ポテンシャル採用」を行う中小企業が増えています。
実際に「人格重視の採用」や「ポテンシャル採用」を行っている企業さまに突撃取材をしている
IT転職ナビ編集部から、求人票の見方と企業の裏側をちらっとご紹介!
「完全未経験からITエンジニアに転職する方法」をガッツリお伝えします。
「エンジニア」というと一般のイメージ的には大きく2つに分かれます。
・F1など自動車整備のための「エンジニア」
・パソコンのキーボードを叩く「ITエンジニア」
元々は自動車整備の「エンジニア」という呼称が広まっていたので、それと区別するために後者をITエンジニアと呼ぶようになったのが始まりのようですね。
法人企業のホームページ、アメリカのシリコンバレー、Facebook、iPhone、金融系統合システム「フィンテック」、ブロックチェーン、ATM、Amazonなどを思い浮かべてみるとわかりやすいですね。
ITエンジニアはそれらのシステムをつくる側の技術を持つ人たち!と考えてください。
ITエンジニアは実はWEBアプリケーション、インフラ、ネットワーク、サーバーエンジニアなど細かく分かれた(実は更に細かくわかれていますが割愛しますね)エンジニアの総称です。
ある程度実績と経験を積んだエンジニアは、それぞれ自分の特異な技術や分野が分かれてきます。
簡単で包括的な分野から、専門知識と技術を学んで、だんだん専門性を高めていくのですね。
ここで求人票の見方について少しだけ触れますね。
「ITエンジニア」の求人票の場合は、完全未経験の人のための求人であることが多いです。
色々な研修や経験値を積んだうえで、専門の技術を選んでいくエンジニアの入り口として企業側が求人をかける場合ですね。
お気づきの方もいるかもしれませんが、専門性をある程度持ったベテランのエンジニアさんに「ITエンジニア」という求人票はぼやっとしすぎていて適していないということがお分かりになるかと思います。
さて、自動車整備のエンジニアについて語ることはなさそうなので、
これ以降はエンジニア=ITエンジニアとして、表記してきます。
考えてみてください。
法人企業のホームページ、ATM、銀行決済、インターネットショッピング。
インターネットはもはや電気や水道のように欠かすことのできないインフラとなっています。
そして、そこには無数のエンジニアさんがが関わっています。
数字の読み込み、銀行間の預金移動、クレジットカード情報を入力するためのフォーム、データとデータを結びつけるシステム。
これだけを考えてもたくさんの数の機能が備え付けられ、常に更新されています。
システムに関わる人たちの数だけ「助けとなる」、そして日常生活に直結するシステムをつくることができるのがエンジニアさんです。
・技術的な分野を極めてスペシャリストになってシステムを作り上げる。
・経営的な視点と提案を絡めながらコンサルティングを行って発注者や使う人たちにシステムをお届けする。
これを最大のやりがいだと思うエンジニアさんが多いようです。
そうはいっても未経験から新しい世界に飛び込むには相当の勇気がいりますよね。
大概の不安は「知らないことから」始まります。
まずは情報を集めて、不安と弱みを把握し、一つ一つ潰していきましょう!
その1.「業界完全未経験」前職は飲食店、メイド、工務店、介護士……など
若手でコミュニケーション能力が最低限あれば雇ってもらえる可能性は高いです。
技術は研修でなんとかします!とうたっている企業さんが良いでしょう。
完全未経験の場合は入社後1~3カ月研修を行うのが通例です。
最低限押さえておきたいポイントはここです。
・どのくらいの速さで技術習得を目標値としているのか
・難易度はどれくらいか
・資格取得などの指標はあるのか
「平日朝9時から18時までみっちり×3カ月やります。脱落者も当然います。当然のことながら技術と人格が極限まで磨かれます」
という研修を採用している企業もあれば、
「研修は1カ月、そのうち2週間はビジネスマナーです」
という研修内容のところもあります。
その2.業界経験はなし、プログラミング技術あり。
職業訓練校や専門学校、大学のカリキュラム、または自分でプログラムを組んだ経験がある場合です。
応募前の資格として、実務経験の有無を設けているかは募集要項に書いてありますが、
応募要項に「実務経験1年」としてある場合は採用状況によっては良い出会いとなる可能性もあります。
いきなり応募するとマイナスの印象となってしまう可能性があるので採用担当者への事前の問合せが必須ですが、積極的に応募してみてはと思う応募者さまです。
研修に関してはその1.と同様です。
その3.企業が求人している技術の経験はないが、プログラミングでの実務経験がある
収入面で下がってしまう可能性はありますが、今まで培ったスキルと新しい技術の兼務などができる事業体制の企業である場合は可能性が高いです。
これから習得する予定の技術に関して中途採用向けに研修制度を整えている企業もあるので総合的に判断して応募してみてはと思う応募者さまです。
身近にエンジニアがいればエンジニアに、いない場合は説明会に行きましょう!
企業さまが開催する未経験者向けの説明会は無料です。交通費だけ捻出すれば、会社の事業内容はもちろんエンジニアとして活躍している社員様の紹介、やりがい、ライフプランとキャリアプラン、質疑応答もできるかもしれません。
習うより慣れよ、とりあえずまず行動!
実際面接に行きはじめたその後は、「面接官が最高のアドバイザー」になります。
今の自分に足らないところを聞き出すのもおすすめです。
未経験なこともあるけど、「環境が変わること」が不安。
だからこそ、布石を打ちつつ実績を重ねて、「堅実に」就職したいですよね。
そのために大切な指針は、やっぱりご自分が何を大切にするのか、なのです……。
技術を底上げしたいのか、コミュニケーション能力を成長させてコンサル的な立場になりたいのか、
毎日ギリギリの就業時間まで働きたいか、それともまったりした雰囲気が合っているのか。
結婚したい、マンション買いたい、子供が欲しいなどライフプランを考え、いつまでに何を成し遂げたいか。
そもそも何が大切かわからない、考えすぎてもうわからない。
そんな時はキャリアカウンセラーや人材紹介会社を使うこともおススメです。
キャリアカウンセラーは若い世代のハローワークである、「新卒応援ハローワーク」「若者ハローワーク」「ジョブカフェ」や人材紹介会社にいます。
ハローワークというと年代が上で行きにくいイメージがあると思いますが、国が若者向けの就職用につくっているので雰囲気が明るいです。
これ!という解決策をくれるわけではなく、あくまで考えるのも決断するのも自分なのですが、今の「ぼんやりした不安や疑問」を考えるための助けになるかもしれません。
また、IT転職ナビでは応募者様向けのスカウトサービス(無料)と人材紹介会社のサービス(無料)もあります。
人材紹介会社を使うメリットは、大きく3つ。
・採用意欲が高い企業やインターネットに出ていない求人に出会えたり
・自分のものさしを客観的にアドバイスしてもらえる
・応募者は無料
いかがでしたか?
今回はエンジニアって何かな、エンジニアになってみようかな、と思っているあなたへ贈る疑問解消コラムでした。
エンジニアさんやIT系職種に関わる全ての方の入り口となれるよう、ITナビ編集部はこれからも情報を発信していきます♪よろしくお願いいたします。